【追記】どんなアイデアが求められているのか―アウォードの概要と主催者の発言から読み解く

公式HP上の「応募規約>提出物について」の欄に、
「「アプリタイトル」「アプリコンセプト」「アプリ概要」「アプリの特徴」「ラフデザイン」「ビジネスモデル」が具体的に明記されている企画書に限る」
という記載があるのを言及していませんでした。

ここで特に注目に値するのは「ビジネスモデル」という言葉でしょう。つまり、楽しいアプリを企画するだけではなく、それを軸とした「儲ける仕組み」を一緒に考えなきゃだめということです。しかも、「具体的」なものに「限る」と。

これでアイデア考案のハードルがぐーっと上がっていますよね。主催者が数よりも質を求めているんだということがわかります。忙しい担当者が、提出物をぱーっと目でスキャンして、ビジネスモデルを含む上記の各項目が書かれていない企画書はすぐにボツにするのでしょう。よほど画期的なアイデアなら話は別ですが。

ということで、以前お話した「課題のポイント」に、5点目として

「ビジネスモデルを兼ね備える」

を追加いたします。

もう1点、公式HPに
「おもな禁止事項は、公序良俗に反するもの、犯罪を助長するようなもの、他メーカーのプロモーションに直結するもの」という記載があるので、
「④リアルでの購買行動につながるような」
にカッコつきで
トヨタ車関連の”といれておきます。

まとめると、

①(最近いろいろなものから離れつつある)若者をターゲットにし
②(可能な限り)後援企業のプラットフォーム上で動く/バッチリハマるかたちで
③人と人がコミュニケーションしながらクルマの楽しさを再発見し
④(トヨタ車関連の)リアルでの購買行動につながるような
⑤ビジネスモデルを兼ね備えた
アプリを考えてね! 

ということです。

・・・こんな風に、過去に書いたポイントやアイデアなどは適宜ブラッシュアップを図っていきます。また、今のところ5点ある「課題のポイント」は今後も逐一振り返る予定ですので、リマインダーとしてプロフィール欄に最新版を記載します。