カタチにならなかったアイデアたち②−視聴者参加型番組とクルマアプリのコラボ?


・・・みたいな










今回も、細部が詰められなかったり時間がなかったりで企画書に纏められなかったアイデアを紹介します。




トヨタの挑戦状

新春特別番組『トヨタの挑戦状』の視聴者用アプリ。
番組中に出題されるクイズやゲーム(もちろんクルマにまつわるものが中心)に対して、アプリを使ってリアクションをする。
※他のクルマアプリへのポータル的な役割でもよい。
成績上位者にはクルマをプレゼント。
番組終了後もクルマクイズやクルマゲームのアプリ(あるいは他のアプリのポータル)として機能する。



ポイントは


・「放映開始一ヶ月前から参加者(アプリをダウンロードすると参加権が得られる)を募り、その人数に応じてプレゼントするクルマの台数が増える」という仕組みを用意し、バイラルで加速度的に参加者を増やす

・友人を多く誘うと、当日使えるお助けアイテム(クイズミリオネアのライフラインのイメージ)が増える

・番組の提供はトヨタと、アプリのプラットフォームとなるSNS(ゴールデンタイムの二時間番組を想定すると1,000万人単位での視聴も夢ではなく、SNSへの新規ユーザー流入を促進できる)



などなど。





応募にあたってはまずテレビ番組の企画書を用意し、それにアプリの企画書を付随させる・・・なんていう飛び道具まで考えたのですが、時間の関係であえなく断念。
・・・ふざけてると思われそうですし。


でも、上で挙げたような集客の仕組みはおもしろいと思います。
ホンダCR-Zアプリのソーシャルな仕組み(友人を誘うほど当選確率が上がる)の強化版(あるいはメディアミックス版)といった感じ。







TOYOTA SOCIAL APP LAB(トヨタ・ソーシャルアプリ・ラボ)



クルマアプリをユーザーみんなで一緒に作っちゃおうというアプリ。
昔あった「RPGツクール」のような感じ。
CGA(Consumer Generated App)という新市場を作る(笑)。
アプリ上では適宜クルマゲームの一部が公開され、それに対してユーザーが評価、修正をして、みんなでアプリを完成させていくイメージ。
その過程で、当事者意識をもちながら"クルマの楽しさ"を体験してもらう。


非常に漠然としていますが、C with Cの精神を推し進めたらこうなります。













以上、今日は2つ。


テレビとの連動で一気にユーザー獲得・・・ダイナミックでいい感じですよね。
トヨタと大手SNSの協賛なら、非現実的ではないですし(広告費的に)。


どんなにすばらしいクルマアプリが生まれたとしても、実際に多くのユーザーに使ってもらえなければ意味がないという点を考えると、旧来の4マスを活用したプロモーションもやはり必須ではないでしょうか。
"新春特別番組"は大げさだとしても(笑)。


例えばGooなどの中古車雑誌とアプリを連動させるのも面白そう。
・・・このアイデアについてはまた今度。






その他のアイデアなど、過去の記事はこちら
http://d.hatena.ne.jp/toyota_social/20110430





                                                                                                          • -


TOYOTA SOCIAL APP AWARD最優秀賞で東北復興に50万円寄付!

http://justgiving.jp/c/3226






TOYOTA SOCIAL APP AWARDに挑む僕の本棚−参考文献リスト

http://booklog.jp/users/toyotasocial