「しゃべるクルマ」に、一歩前進 −まさか車が話すとは・・・

ま、まさか!







昨日ご紹介したトヨタとセールスフォースの提携、あるいはトヨタフレンドに関する豊田社長のコメントが載った記事を引用します。


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http://response.jp/article/2011/05/24/156818.html
トヨタ豊田社長「まさか車が話すとは…」


トヨタ自動車豊田章男社長は23日、セールスフォース・ドットコムとの共同会見で提携の経緯について「今年1月、ハワイにある自宅でマーク・ベニオフさん(セールスフォース・ドットコムCEO)から『トヨタフレンド』構想について提案された」と述べた。

ベニオフCEOは『iPad』を駆使して、その構想を詳しく説明。「これから車はソーシャルネットワークサービス(SNS)のなかに入る時代になる」---。豊田社長は非常に感銘を受けると同時に驚いた。

「まさか車が話すとは……。私も車が好きで、テストコースでは車と会話をしている。それが普段の世界でもSNSを通して会話ができるんだと感動した」と豊田社長は振り返り、提携して一緒に「トヨタフレンド」を構築することを決意。特に「トヨタフレンド」という名称が気に入ったという。

SNSの普及によってコミュニケーションの手法が劇的に変化している。車も変わることができれば、若者のクルマ離れや車の魅力低下に歯止めがかけられるのではないか」。こう強調する豊田社長は、トヨタの車がどう変わるのか、期待でワクワクしているそうだ。


《山田清志》







http://response.jp/article/2011/05/23/156792.html
トヨタ豊田社長「車は、走る・曲がる・止まる・つながる」



トヨタは23日、セールスフォース・ドットコムと自動車向けソーシャルネットワークトヨタフレンド」の構築に向けた提携会見を行った。

会見に出席した豊田章男社長は「車は走る、曲がる、止まるの次に、つながることが必要。トヨタフレンドの構築は未来のモビリティ社会実現の第一歩となる」とし、今回の提携が車の次世代化を後押しするものになると強調した。

さらに「トヨタでは、車、家、情報の展開など、自前で取り組んできた結果、失敗もある。失敗の経験によってユーザーによりよいサービスを展開することができた」と従来の取り組みを分析した。

今後のIT関連事業に対しては「セールスフォース・ドットコム、さらにはマイクロソフトとも、未来を創るという志を共有している」(同)とした。

《土屋篤司》


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このブログでは以前から「しゃべるクルマ」を妄想したり、「クルマの楽しさ」として



選ぶ
もつ
いじる
走る
でかける
つながる



の6点を挙げ、広い意味で「クルマでつながる」「クルマとつながる」ことの楽しさ、あるいは重要性を指摘してきました。


しかし、豊田社長の発言によると、もはや「つながる」ことはクルマの楽しさの一部であるに留まらず、その"主要機能"の一つとして考えなければならないということですね。


「走る・曲がる・止まる・つながる」・・・新しい時代のクルマのフレームワークとして、しっかり覚えておきましょう。




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・まとめ

http://d.hatena.ne.jp/toyota_social/20110430





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http://justgiving.jp/c/3226





TOYOTA SOCIAL APP AWARDに挑む僕の本棚−参考文献リスト

http://booklog.jp/users/toyotasocial