どきどきドライブレッスン−免許とクルマと、あなたをゲット




今日のアプリアイデアは「どきどきドライブレッスン」です。

このアプリは一言で言うと「教習所恋愛ゲーム」。
3/20のセミナーでのEmiqの3mpさんのお話からインスパイアされました。

ターゲットはもちろん女子。
恋に奥手な女の子から、仕事に疲れたキャリアウーマンまで手広くカバーします。


ゲームの概要は「教習所に通って、クルマや免許取得に関する勉強(学科&実技)をしながら、他の生徒や教官(みんなイケメン)と恋愛できる」というもの。
教官や生徒にはあらゆるタイプのイケメンを総動員します。




教官役には・・・



福山雅治似のオールラウンド型アラフォー教官
向井理似の癒し系教官
小栗旬似のクール系教官
・はやみもこみち似のもっこりもこみち教官
チャン・ドンゴン似の韓流教官(基本「アナタガトゥキダカラー」しか言わない)
織田信長似の豪快教習所長(鳴かないホトトギスは命が危うい)





生徒役には・・・


小池徹平似の純朴大学生
・マツジュン似のエリートサラリーマン
・キムタク似のIT企業経営者(LFA納車待ち)
矢沢永吉似のロックンロール世捨て人(基本「ロックンロールベイベー」しか言わない)
・中型二輪免許取得に励む勝間和代氏(http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/private/2011/02/post-2655.html




などが登場(上に挙げたのはほんの一例です)。




福山教官と小池生徒が実はボーイズラブ的な関係にあったり、所長はなぜか戦国武将チックであるなど、乙女の心をくすぐりっぱなし。
そんな"乙女"がホントにいるのかと勘ぐりたくなりますが、そこに大きな市場性があることは、3mpさんの裏付けるところです。
・・・それにしても、くどい面子だな。


乙女たるユーザーには、恋愛を楽しみながら、免許取得のための学科試験の知識や、クルマやトヨタ車の楽しさ、おもしろさについて学んでもらいます。
また、それぞれの教官や生徒には愛車(あるいは欲しい車)を設定し、乙女はそのクルマに自然に興味を持ってもらう。


例えば・・・

向井似教官「君への思いを急制動なんてできない・・・これじゃ教官失格だね」
福山似教官「君との恋に、仮免許はいらないよ・・・」
小栗似教官「トヨタじゃなくて、あなたを3年ぶんください・・・」
ドンゴン似教官「坂道発進が・・・トゥキダカラー」
信長似所長「焼き討ちじゃー」



とかなんとか言われながら、学科試験のミニテストや、マニュアルミッション操作やスラローム縦列駐車などのミニゲームのクリアを目指します。
各種テストやミニゲームをクリアすると好感度レベルが上がり、もっといちゃいちゃできる仕組み。
もちろん、好感度とクルマ知識/スキルの習熟度は連動させます。

まずはオートマ免許取得からスタートし、それをクリアすると意中の教官から「次は、マニュアル免許をとって欲しいな・・・」とおもむろにささやかれ、乙女はその場で即申し込み。
マニュアル免許をゲットすると、次は二輪、その次は大型自動車などなど、もう抜け出せませんね(笑)。

                                                                                                          • -


では、「どきどきドライブレッスン」(以下どきドラ)をどうやって"アウォードでウケるアプリ"にするか?
ウケるアプリのポイント①〜⑤に当てはめて考えてみると・・・



①(最近いろいろなものから離れつつある)若者をターゲットにし
・上述のとおり、乙女がターゲットです


②(可能な限り)後援企業のプラットフォーム上で動く/バッチリハマるかたちで
③人と人がコミュニケーションしながらクルマの楽しさを再発見し
 
・ログインボーナスや時間制限を設ける(課金アイテムで時短やパラメーターアップが可能)
・好感度ランキングやクルマ知識習熟度ランキングを公開(「全体」と「知り合いのみ」の両方)し、ユーザーに楽しく競い合ってもらう
SNS上の友達や他人と同じ教習所に通い、協力や邪魔ができる(好きな教官のコマをとっちゃったり、あげたり)
SNS上の友達とアイテムの交換が出来る
・クルマ知識や免許試験(学科&実技)について習熟するほど教官と仲良くなる仕組み→一途な乙女心を刺激し、積極的にクルマについて知ってもらう
・意中の教官にパーツ(課金アイテムを織り交ぜる)をプレゼントすると、彼らの愛車がカスタムされる(いじる楽しさ)
・教習ミニゲームを楽しみながら、運転の疑似体験が出来る(走る楽しさ)
・教官と仲良くなると発生するデートシーンでは、「クルマを使ったデート」を疑似体験してもらう(でかける楽しさ/つながる楽しさ)


④リアルでの購買行動につながるような
・ディーラーに「どきドラAR写真車」を設置し、ユーザーの来店を誘う
・どきドラ登場キャラがゲーム上で、「〜を買ってよ」、「ディーラーに行ってみてよ」などとねだってくる→実際に行動すると、ゲーム上での好感度大幅アップ



⑤ビジネスモデルを兼ね備えた
・運転免許センターや交通安全協会とタイアップ(広告モデル/マッチングモデル)
・教習所とタイアップし、ゲームに登場させたり、連動キャンペーンをする(広告モデル/マッチングモデル)
・上記のような特別車の用意によって、ディーラーへ集客する(広告モデル)
・ドラマ化、小説家、漫画化、コンシューマーゲーム化(二次利用モデル)
・男性向けも作る(教官、生徒は美少女だらけ・・・二次利用モデル)
・どきドラグッズの販売(物販モデル)
・有料でアイテムや追加ストーリーが買える(課金モデル)
・有料で時短ができる(課金モデル)




                                                                                                          • -



どきドラ、おもしろそうだな。
実際の免許取得も、一日1〜2コマの授業を週2〜3回とるなどコツコツと進めていく感じで、"毎日ちょこちょこプレーする"ストーリーゲームと親和性が高い。

具現化の際には、是非Emiqさんにお願いしたいところです。





ちなみに僕がユーザーだったら、信長所長を討ち取って、教習所の落城→天下統一を狙います。




                                                                                                          • -

・つぶやき

http://twitter.com/#!/award_challenge





・まとめ(初めての方や過去記事を参照したい方はコチラ)

http://d.hatena.ne.jp/toyota_social/20110416/1302932947





TOYOTA SOCIAL APP AWARD最優秀賞で東北復興に50万円寄付!

http://justgiving.jp/c/3226





TOYOTA SOCIAL APP AWARDに挑む僕の本棚−参考文献リスト

http://booklog.jp/users/toyotasocial