痛車メーカー−芸術は痛々しさだ!
基本機能はズバリ、どんな車写真も画面上で痛車(いたしゃ)にできるというもの。
自分で撮った写真でもいいし、googleで画像検索して持ってきた写真でももちろん可。
ボディ部分を自動認識してオートで作成するのも可能ですが、このアプリの醍醐味はやはり自分の手で様々な素材を貼り付けながらオリジナル痛車を作成することです。
PC/スマホどちらとも相性はいい。
自動認識がズレていたら、ボディの輪郭を指やマウスでなぞったりします。
↓痛車の意味はこちら。非常にディープな世界です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%97%9B%E8%BB%8A
↓ちなみに痛車とはこんな感じの車です
いやー、車界の神々への冒涜ですね(笑)。
ただ、痛々しさレベルはマックスです。
これが評価されるのが痛車のコアな世界なんでしょう。
しかし、世間の目も気になるし、痛車カスタムがしたくてもできない(お金が無かったり、家族と共有していたり)人もたくさんいるはず。
痛車メーカーなら、体張って高級車をペイントしなくても、気軽に痛車が作れるのです。
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では、痛車メーカーをどうやって"アウォードでウケるアプリ"にするか?
ウケるアプリのポイント①〜⑤に当てはめて考えてみると・・・
①(最近いろいろなものから離れつつある)若者をターゲットにし
痛車自体もそうですし、あるいは既存の素材(画像や動画、音楽など)を自分で加工することはデジタルネイティブである若者の"文化"といえます。
若者に人気のアニメの素材を用意したり、共有の仕組みを用意するのがベター(後述)。
②(可能な限り)後援企業のプラットフォーム上で動く/バッチリハマるかたちで
改心の出来の痛車画像は、やはり人に見てもらってナンボでしょう。
リアルでの痛車ユーザーも、とにかく周りに見て欲しくてやっているという側面があるはずです。
その点、mixiやGREE、モバゲーなどのSNS上の友達は格好の自慢相手となるでしょう。
痛車画像が完成したら、「友達に送る」というボタンで一斉送信できるようにする。
一日一回、ログインボーナスとしてペイントの素材がもらえたりもします。
③人と人がコミュニケーションしながらクルマの楽しさを再発見し
・ベースとなる車種や写真を選ぶことが「選ぶ楽しさ」、痛車画像を作ることが「いじる楽しさ」、画像の相互評価が「つながる楽しさ」の疑似体験となる
・痛車の"出来"はユーザーの相互評価性(いいねボタンを配備)とし、人気ランキングを作る
・友達を誘うインセンティブを用意する(素材に交換できるポイントが貰えたり)
④リアルでの購買行動につながるような
・アプリ上で人気になったデザインや自分で作ったデザインを、リアルでも再現できるようにする(「痛車メーカー」オフィシャルカスタムショップ認定資格を設け、全国のカスタムショップに加入を促す→ユーザーはその店に行き、痛車カスタムをする)
⑤ビジネスモデルを兼ね備えた
・ペイントの素材として人気があるアニメや漫画のサプライヤーと提携(マッチングモデル)
★トヨタとしては、著作権問題などの回避、話題性UP、広告費GET
★アニメ会社は広告効果/認知度UP
・痛車カスタムショップやメーカーと提携(マッチングモデル)
・痛車専門雑誌とコラボ(マッチングモデル/広告モデル)
・自分でデザインした痛車を有料でミニカーにできる(マッチングモデル/広告モデル;痛車こそミニカーにしたいという声が多そう・・・タミヤによる痛車ミニ四駆なんてのもあります)
・リアルの痛車カスタムショップや人気アニメを登場させたり、広告を設置する(広告モデル)
・人気アニメのグラフィックを有料販売する(課金モデル)
・人気上位の痛車デザインを集めた写真集を販売(二次利用モデル)
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といった感じ。
これ、イケそうです。
技術的にも難しくないはず。
・・・「ぐるぐるぶーぶで挑戦だ」から想像するに、オタクカルチャーは主催者や広告会社さんの趣味(というか狙い)にも合っていそうですし(笑)。
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