アウォード、アプリ、あるいは「挑戦」の意義

明日から通常営業します。
その前に、アウォード挑戦者として、今回の地震被害についての考えと決意を。


地震の被災者支援や復興への協力については、われわれ一人一人が当事者意識をもち、些細でも何か”できること”から始める(停電への協力もその一つでしょう)ことが肝要だと考えます。

このブログのテーマであるソーシャルアプリ、あるいはスポーツ・ゲーム・音楽・映画などなど、広義に「エンターテイメント」と括られる分野はこういった大災害の前に無力であり、あるプロ野球選手の「プレーするしかないと言われますが『野球をしていていいのかな』という気持ちが強いですね。」という一言にその”虚しさ”が集約されています。
災害の発生直後は、あらゆるインフラや人的支援、食料などの物資が一義的に求められ、そこにエンターテイメントの介在する余地は少ないのです。


しかし、「チャリティ」や「感動/楽しさ/笑いの提供」など、特に”復興”の段階においては、その力が大いに求められるのもまた事実。
チャリティコンサートや好きな野球選手の活躍、あるいはお笑い番組や好きな漫画、ゲームなどに励まされる人が、数多くいるのです。


そういった意味で、このブログのテーマであるTOYOTA SOCIAL APP AWARDへの挑戦や、アウォードが目指す「車の楽しさを伝えるアプリの開発/提供」も、人々の生活にクルマとアプリを通して「楽しさ」や「潤い」を与えることを志向するものでしょう(顧客志向と利益追求は共存します)。
そして、そのアウォードやアプリに関する話題や視点、アイデアの種などを記録/公開することがこのブログの提供する”価値”であり、あるいは微力ながら僕に”できること”の一つだと考えます。


何かの縁からこのブログをご覧いただいている皆様においても、自分が作るアプリの向こう側には様々な環境・境遇・価値観・考えから「楽しさ」や「おもしろさ」を求めているユーザーがいるという視点を忘れずに、あるいは(卑近かつ非常に気が早い話ですが)賞金の意義ある使い道を考えながら、アイデアの考案をしていただければと思います。


僕自身について。
アウォードで最優秀企画賞を獲得した暁には、賞金から50万円を東北地方太平洋沖地震の被災者の方々のために寄付することをお約束します(残りの半分は親孝行に使わせてください)。


JustGivingにページを作成したのでそちらもご覧いただき、趣旨にご賛同いただける方は別途寄付をお願いいたします。
※Just Giving上の寄付先は「CIVIC FORCE」、用途はもちろん東日本大震災の緊急支援です



TOYOTA SOCIAL APP AWARD最優秀賞で東北復興に50万円寄付!
http://justgiving.jp/c/3226




【ご参考】
・JustGiving Japan
http://justgiving.jp/

・目標達成しながら社会貢献できる「JustGiving Japan」の使い方
http://r.nanapi.jp/3928/

・JustGivingマイページで寄付先に指定した公益社団法人「CIVIC FORCE」
http://civic-force.org/

・「ホリエモンの寄付の呼びかけで1時間ほどで300万円以上集まる」
 ※堀江氏のJustGiving上の寄付先も「CIVIC FORCE」です。
http://takapon-horie.seesaa.net/article/190301140.html



以上