「“TOYOTA SOCIAL APP AWARD”の狙いについてトヨタ・喜馬克治氏を直撃!!」から読み解く

“TOYOTA SOCIAL APP AWARD”の狙いについてトヨタ・喜馬克治氏を直撃!!
http://news.dengeki.com/elem/000/000/354/354833/

3/25に上記記事がUPされていました。
主催者であるトヨタマーケの喜馬氏にアウォードに関する疑問をぶつけるという趣旨です。
必見です。

以下、特に大事だと思う点を引用します。

――ご自身でもソーシャルアプリを使われていますか？

　もちろん社内でも広まっています。ソーシャルサービスでは、単なるWeb調査では吸い上げにくい本音が聞ける。仕事だけでなく、日常生活で使っていますよ。たとえばゴルフ好きの人は、自分のスコアを登録して履歴を残しています。そうしておけば、ゴルフ仲間にメールを送らなくても自然と自分のアクションを伝えられる。同じことはリアルの世界でずっとやっていたかもしれませんが、それがソーシャルに移ったことで、見え方が変わって“ゴルフっておもしろいかも”と思わせる瞬間が出てくる。そんな魅力がソーシャルアプリにはあるんじゃないかと実感しています。

今まで当たり前にやっていたことにソーシャル性を持たせて、"おもしろい"と思わせる仕組みが求められます。それをクルマに置き換えると・・・？

――なぜここまで多くのソーシャルサービスが協力してくれたのでしょうか。

　このアワードには“日本の新しい才能を発掘する”という志があって、そこに共感していただけたんだと思います。実はひと口に“ソーシャル”といっても、その定義は各社様で違っています。各社様ともきちんと概念では住みわけがなされているんです。これに対し僕らトヨタが指す“ソーシャル”という言葉の意味はかなり広く、だからここに集まる意義を感じていただけているのかと思います。

それぞれのSNSやゲームサイトで、"ソーシャル"の概念が異なる。
だからこそ、依然僕が見たようにそれぞれのプラットフォームの特質を捉え、それにばっちりハマるアプリが求められているということですね。

新しい才能の発掘・・・トヨタさん、ここ掘れワンワンですよ（笑）。

――ソーシャルアプリというと、真っ先にゲームを連想してしまいますが、それ以外のジャンルでもよいのでしょうか？

　もちろん車の新しい魅力を訴えてくれれば、コミュニケーション系のアプリもありです。

もちろん、ゲームじゃなくてもいいんです。

――今回、PC、スマートフォン、ケータイの3部門があります。各部門をまたぐアプリでもかまわないのですか？

　賞の都合上で分けていますが、もちろんアリです。複数分野をまたがるアプリが最優秀賞に選ばれた場合、どこかに分類します。

アプリのアイデア考案をしていると、PCとスマホ／ケータイの両方を活用したくなることも多いですよね。それもOKなんです。

――最後に、時代を抜きにして、トヨタの皆さんは車のどこが魅力だと思っていますか？

　“いつでもどこでも思い描いたところに行けるところ”ですね。電車や飛行機と異なり、移動しているすべての瞬間がターミナルになるので、未知の場所を発見しやすい。人間が移動する際に最も合理的なツールだし、その移動がもたらしてくれる価値が大きい。移動することで人生が豊かになる、新しい発見がある。そこが車の貢献できるところじゃないかと。僕らがそんなことを脈々と考えてきています。ただ、考えが限定されてしまうと困るので、この話に“当て”にこなくてもいいです（笑）。

「車の魅力」のオフィシャル見解は「いつでもどこでも思い描いたところに行けるところ」だと。
僕が考えるクルマの楽しさ６つに当てはめると、「走る」「でかける」「つながる」にモロに該当しますね。

「すべての瞬間がターミナルになる」、「未知の場所を発見しやすい」というのは、僕がソーシャル・ドライブナビ（http://d.hatena.ne.jp/toyota_social/20110316/1300264685）で仕組化、共有化したいポイントでもあります。

「移動することで人生が豊かになる、新しい発見がある」・・・そんなクルマの楽しさを広く伝えるアプリのアイデアをみんなで考えましょう。このブログがそのためのお役に立てば幸いです。

ただ、考えが限定されてしまうと困るので、このブログを当てにしなくてもいいです（笑）。

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・まとめ（初めての方や過去記事を参照したい方はコチラ）
http://d.hatena.ne.jp/toyota_social/20110326

・TOYOTA SOCIAL APP AWARD最優秀賞で東北復興に50万円寄付！
http://justgiving.jp/c/3226