アイデアのつくり方-A Technique for Producing Ideas



最近たくさん読んでいるアイデア本の多くで引用されている、古典的名著を読了。
30分で読めました。
洋販ラダーシリーズという単語帳付きの英文リーダー(古本で105円なり)を読んだので、以下抄訳というか意訳というかヘボ訳。



本書の主張はシンプル。


イデアとは、既存の要素の新しい組み合わせにすぎない
(=ほんとに斬新なアイデアなんて、ない)」

というもの。
さきほどつぶやきましたが、ホリエモンさんやイケダハヤトさんの発言と趣旨は同じです。



そして、

イデアのつくり方("新しい組み合わせ"の生み出し方)は


1.生情報の収集(直近の課題にモロに関連するものと一般教養や雑学など関連性の薄い情報の、両方が大事)
2.それらの情報を頭の中でこねくりまわす(足したり、引いたり)
3.一旦忘れる(潜在意識に情報をこねくりまわさせる)
4.アイデアが浮かんでくる(ユーレカ!)
5.アイデアの実現性を高める(突飛な要素をそぎ落とし、現実に落とし込む)


という5ステップを経る。


これだけ。
シンプルなだけに時の試練に耐えている「原則」の、好例です。
これも立派なフレームワーク




書きながらふと思って検索したのですが・・・



「こねくりまわす」って方言気味の言葉なんですね。
http://hachimankotoh.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_04ff.html



僕の中では、「弄る」と「こねくりまわす」はニュアンスが決定的にちがいます。
情報は、こねくりまわしましょう。




閑話休題
↓言いたいことはだいたいここに書いてあった。
http://www.pen-info.jp/producing_ideas.html




とにかく


イデアとは、既存の要素の新しい組み合わせにすぎない


という視点が大事です。
暗誦しましょう。



個人的には、ステップ①の
「一般教養や雑学などの広範な知識、情報が必要」
というところと、ステップ③の
「一旦忘れる」
という点が腹落ち。


特に後者は、"瞬発的にアイデアが浮かばない"ことを肯定してくれます。
貪欲に情報をむさぼり、咀嚼し、寝かせましょう。


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